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むくみ【浮腫み】気がついてはいるけれど、見て見ぬふりをしてしてしまう。そんなあなたに!

むくみ【浮腫み】 子供のころは感じたことがあっただろうか。子供の頃は良く動き飛び回っていました。

大人になるに連れて動く事は自ら選び行動しないと運動する機会がなくなります。 また、仕事や環境の変化で、動けず仕方ないこともたくさんありますね。

通常むくみは一日で治ることが多いですが、繰り返したり、慢性化していたりと持ち越している現状が多いと思います。辛いむくみをそのままにしていることの重大さと、むくむ身体の場所によって原因はさまざまです。

今のあなたの身体を知る。 なぜいつもむくむのか。なぜこの場所なのか。

身体からの声を聞いてむくませない健康的な身体を作りましょう!

むくみ【浮腫み】とは、どんな症状なのでしょうか?

むくみ。大人になってからの悩みの一つではないでしょうか。子供の頃に感じた方は少ないかな、と思います。
ではどうして大人の悩みなのでしょうか。詳しく解説していきましょう!

そもそもむくみ【浮腫み】とは何なのでしょうか。
浮腫みとは、身体の中の水分や老廃物が血管やリンパ管からにじみ出てしまい、行き場のなくなった体液が皮膚の下にとどまっていることです。

私たちの身体はおよそ60%の水分量で保たれています。常に循環していますが、何らかの原因により体外にうまく排出されずとどまってしまっている状態がむくみとなります。

浮腫みにより夕方になるとふくらはぎがパンパン。朝履いていた靴がきつい。足首、足の甲が膨れ上がっている。
指輪がぬけない。朝、顔が腫れている。などの症状を言い、どれも経験されたことがあるかも知れません。

足の甲や向こうずねを指で10秒間押し、押した跡が(圧痕)がついて中々消えない。靴下の跡がくっきり。という場合も圧痕性のむくみとなります。

また、【腫れ】という浮腫みに似ているものもありますが、浮腫みとの違いは炎症などが原因で身体の一部が血液の量  が増加して膨らみ、赤くなったり、熱を持ち痛みを感じることが腫れになります。

ご自分のむくみが腫れではないか。
また身体のどこの部位に起こるのか、片方なのか両方なのか、いつ起こるのか。
しっかり自分に向き合って原因を知り、むくませない身体作りをしていきましょう!

浮腫みとは、身体の体液がにじみでたもの。それはどこからにじみ出るの?

身体の体液がにじみ出る!とは恐ろしい響きです。
どこから、何が、にじみ出てしまうと浮腫みになるのか正しく知りましょう。

まず、体液とはなんでしょうか?
ここで言う体液とは血管やリンパ管から水分や老廃物がにじみ出ている体液となります。血管内で菌と戦って不要になった白血球や、寿命を終えた血液はリンパ管へ流れます。
健康な血管ならば心臓からのポンプで流れますが、冷えや加齢による原因で血管の壁からじわじわとにじみ出てしまいます。また、加齢により毛細血管の数も年々減りますので、足先や手先の末端までの血管も減少し、冷え症や、温まりにくいということも起こります。

血管からのいらない体液がにじみ出て戻れず皮膚の下にたまり指押しても戻りにくい。パンパンに浮腫んでいる正体は身体に戻れない体液(老廃物)だったのです。

むくみのチェックポイント

①浮腫みはどこにおきますか?
②浮腫みは両手、両足ですか?または片手、片足ですか?
③指で押してへこんでもすぐに戻りますか?
④いつ、浮腫みが出ますか?
⑤浮腫みの出るきっかけはありますか?
以上をよく観察することで単なる浮腫みだけでなく隠れた病気もあるかもしれません。
医療機へ相談するとき参照にしてください。自分のことを知ることも大切です。

浮腫みに隠れるこんな病気

浮腫みは健康な人でも起こります。加齢や妊娠中もみられる現象です。
ではどんな浮腫みに注意したらいいのでしょうか?

1、全身に起こり、指で押してもしばらく元に戻らない浮腫み。
全身性の浮腫みは、心臓、肝臓、腎臓の病気が隠れている場合があります。
浮腫みだけでなく、呼吸が苦しい、息切れ、動機、胸痛、尿が出ない。などの症状がある場合は医療機関へ受診されてください。

心臓の機能が低下すると全身へ血液をうまく遅れず、血液の循環が悪く水分がたまり浮腫みが現れます。
肝臓は老廃物を分解したり血液中の水分を一定に役割があります。肝臓の機能が低下すると血液中の水分を保てなくなり浮腫みが現れます。
腎臓は老廃物を尿として対外に排出します。腎臓の機能が低下すると身体の余分な水分を排出できなくなり浮腫みが現れます。

2,全身性で指で押しても跡が残らない浮腫み。
甲状腺機能低下症、、甲状腺機能ホルモンの分泌が低下すると
寒がり、皮膚の乾燥、汗をかかない、便秘、体重増加、強い眠気が起こります。

3,部分的で、指で押すとへこみしばらく元に戻らない浮腫み
飛行機に長時間乗り片方の浮腫みが戻らない場合はエコノミークラス症候群の可能性があり、要注意です。
深部の静脈血栓症は水分が不足して血管内に血の塊ができ塞がれてしまいます。こんなときはすぐに受診しましょう!

4部分的で指で押しても跡が残らない浮腫み
血管性浮腫…急に皮膚が腫れたり浮腫んだり、特に瞼やのど、口、顔、手足など急に腫れ数日で消える場合です。遺伝性もありますが、医療機関へ受診されることをお勧めします。


【まとめ】浮腫みに対して普段から心がけること

浮腫みを軽く考えていたでしょうか。
意外と怖い病気も隠れています。
普段と違うなと思いまいしたら医療機関へ受診されることをお勧めします。

また、お酒を飲みすぎますと体内にため込みます。腎臓も機能が低下しますのでお控えください。
そして、塩分をとり過ぎないことも大切です。体内の塩分濃度は0.9%を維持しています。
塩分のとり過ぎますと、塩分濃度を薄めようとして水分を排出を控え、ため込んでしまいます。
そして、ビタミン、ミネラル、カリウム、カルシウムを多く摂取してください(ほうれん草、アボカド、生姜、バナナ)

身体を冷やさない、温めることも大切です。
冷えは代謝を下げます。湯舟につかり血液の流れを正常にし、老廃物を体外に出しましょう!

さらにリンパマッサージは効果的です!
毛穴サロンミントのリンパマッサージコースは深部のリンパを刺激します。
表面のリンパを流すのではなく筋肉の中の深いリンパを強めの圧でドバドバ流します。
 
慢性化してしまう前に、日頃のお疲れに、驚くほど軽くなります!

普段のご自分のお身体をしっかりと見て、たかが浮腫みと思わず、意識して健康的に過ごしましょう!