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強い日差し うっかり焼いてしまった肌は赤くなる?黒くなる?あなたの肌は大丈夫?

季節が進み紫外線が強烈に降り注いでいます。皆様は紫外線対策はされていますか?

紫外線というと何となく肌に悪い気がする。けれど詳しことはわからない。ケアをしないといけないと分かっていても毎日のケアは出来ていない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

紫外線がお肌に及ぼす影響や自分自身の大切なお肌のために未来を見据えて、今出来ること、毎日出来ることを積み重ねて健康で潤いのある肌を守る。

その為に紫外線は何なのか。目に見えない紫外線の防御方法、UVクリームの選び方。自分でできる対策を詳しく見て太陽に負けない自分のお肌で夏を乗り越えていきましょう!

紫外線とは?

紫外線とはなんでしょうか? 紫外線とは目に見えない光の一種です。その他に目に見えない電磁波のX線やガンマ線などがあり耳にしたこともあるのではないでしょうか。

地上に降り注ぐ紫外線のほとんどは太陽からの光です。
太陽からやってきた紫外線は最初にオゾン層を通過します。オゾン層で紫外線を減衰させる効果があるのですが、近年フロン排出や環境問題で破壊されており、私たちの健康も脅かされているのが現状です。

紫外線はUVと呼ばれています。UVとはultraviolet(ウルトラバイオレット)の略です。
地表に到達する紫外線に「UVA] 「UVB]がありそれぞれ波長の長さの違いがあります。
「UVB」は290~320nm [UVA] は320~400nmの違いがあります。
波長の違いによって到達速度や深さの違いがあり私たちの大切な肌に悪影響を及ぼすのです。


「UVA」「UVB」をもっと詳しく

紫外線、UVA、UVB、と「UVC」の3種類があるのです。ですがUVCは大気に散り地表面には届かないと言われています。
太陽からの光はすべて悪いのもばかりではありません。太陽の光がなければ生物は生きてはゆけないからです。
近年のオゾン層の破壊は進行しており、近い国では紫外線による発癌リスクが高まり問題になっているのも事実でしょう。

 波長の違うUVAとUVBは私達にどんな影響があるのでしょうか。
紫外線は一年中降り注いでいます。太陽からの光なので、今日はお休み。なんてことは決してあり得ません。
毎日必ず日が昇り、日か沈むまでたっぷりと降り注いでいます。ただ、季節の関係で太陽の位置で冬は遠く、夏は近い。
その繰り返しで季節によってばらつきがあり、夏だけ気をつけるという意識があるのかも知れませんが、夏だけでは不十分です。夏と同じくらいの紫外線量は3月くらいから始まっているのです。

そしてUVAとUVBのそれぞれお肌に与える影響は何でしょうか。
UVAは波長は長く、曇りでもガラスでも透過してしまうため家の中でも油断が出来ません。
UVAはお肌の奥の深い真皮層まで到達し、張りや弾力を損ね光老化を招きます。
UVAのダメージによりコラーゲン、エラスチンを破壊しお肌はシワやたるみの原因になります。

UVBは波長が短く急激に炎症を起こします。
お肌表面に対しての影響力はとても強く細胞を破壊し、損傷しやけどを引き起こします。
お肌の細胞は強烈なUVBの波長により核が破壊され、または破壊をされないようにメラニンを排出し自らの細胞を守ろうとしシミを出すように命令されます。
シミは肌細胞を守るためにできた盾なのです。

繰り返し紫外線を浴びると外的刺激から身を守ろうとしお肌は余分な皮脂をため込む「角質肥厚」の状態になります。
厚くなった皮膚はごわごわ、固くなります。
肌の水分は損ない、バリア機能も崩れますから乾燥状態になります。

紫外線は光老化を招き乾燥させ、シミやしわの原因になります。
肌を守るには乾燥対策、紫外線予防がとても大切となります!


日焼け止めクリームの選び方

春先になるとTVCMやドラックストアで日焼け止めクリームの宣伝が多くなります。
ですが情報量が多すぎてどれを選んでよいのか毎年悩みの一つではないでしょうか?
お肌に優しいものがいい。でも優しいから効き目があるのかな。
日焼け止めクリームとは肌に強力なカバー力のあるもの。や、水のようなサラリとしたもの。
スプレータイプやクリーム、ジェルタイプ、
下地やファンデーションに含まれるもの、多種多様にあります。
毎日、日常に使う場合や、海やプール、山や川などのレジャー用と、分けて使用されるとよろしいかと思います。
基本は日焼け止めは毎日、日常的にご使用ください。なぜなら、曇りでもガラス越でもUVA波は届いています。じわじわとお肌を傷つけて蓄積しています。どうぞスキンケアの一つとして当たり前にしてくださると安心ですね。
そして選ぶ際には紫外線吸収剤が入っていないものをお選びください。紫外線吸収剤は化学物質です。紫外線を吸収し化学反応を起こし肌まで通さないのですが、肌の弱い方や化学物質アレルギーなどの方は刺激になります。
ケイヒ酸系、ベンゾフェノン系、トリアジン系は避けてお選びください。



SPF とは? PA+++とは?

日焼け止めには必ずSPF PA+++などと数字の違いはありますが表記されています。これはご存じでしょうか。

SPFとは、Sun Protection Factorの略で、紫外線防御効果を意味します。
「SPF]とは、短時間で強烈な赤身や炎症をおこすUVB波を防ぐ効果指数のことです。
SPFの隣に数字が1~50まで書かれています。
SPFの1は(何もつけずにUVBを浴びて日焼けするまでの時間は20分)
1=20分となり、仮にSPF20の場合は20分の20倍。約6時間半、日焼けによる肌のカバーをしてくれるということです。

数字が大きいからSPF50がいいのかな、と思いますが、20分×50=1000分。
時間にすると16時間。
一日当たりの日照時間を考えるとSPF50は日本では必要のない数値かもしれません。よく見かけるSPF30でも10時間もカバーします。


PAとは? 
PAとは、Protection Grade of UVAの略で、紫外線A波UVAを防ぐ効果の指標です。
PA+  PA++  PA+++ PA++++と4段階にわかれています。
+の数が多いほどUVAを防ぐ効果が高くなります。
PA+…(UVA防御効果がある)
PA++...(UVA防御効果がかなりある)
PA+++…(UVA防御効果が非常にある)
PA++++...(UVA防御効果が極めて高い)

日焼け止めは使用する場所や日照時間などを考えて使いわけをすることをお勧めします。

日常使いなら、SPF30 PA++で十分です。
長時間炎天下でのレジャーはSPF50 PA++++の最強の日焼け止めをお選びください。
そして、最も大切なことは…
一度塗ったら大丈夫ではありません。理想は2時間おきにこまめに塗り直すことが重要となります!

そして、一日の終わりには日焼け止めが残らないように肌に負担のかからないクレンジングを行いましょう。




 

紫外線が及ぼす身体への悪影響はどんなこと?

日焼けをしてまったあなたの肌は赤くなるでしょうか?それとも黒くなるでしょうか?
赤く火照り、熱を持ち、チリチリと痛む。しばらく炎症が続き黒く収まる。
同じく日焼けをしてもじんわりとすぐに黒く収まる。
これは肌の持って生まれた色素が関係あります。また、日本人は白色から黄色人種、もともと太陽に近い国ではないので紫外線に弱い人種と思います。ですから尚の事無謀な日焼けで肌を傷つけない方がよろしいのです。
それと同時にUVAとUVBの肌への届く深さがあります。
肌へのいたずらやダメージも違います。知っておくことで紫外線を浴びない工夫が意識付けできると思うのです。

【まとめ】紫外線対策

太陽からの光はすべて悪いのもばかりではありません。太陽の光がなければ今の地球は死の惑星だったと思います。
私達は壮大な自然から恵をもらい共存していかなくてはなりません。
人間の発展のために地球は少しずつ壊れてしまっていることも事実です。オゾン層の破壊もその一つです。
それでも私達は今ある自然を守りながら順応してきました。

地上には毎日紫外線が降り注いでいます。
長時間の紫外線を浴びることはお肌には大敵です。プラスチック製の物でも変色し壊れます。

紫外線はお肌を乾燥させ、コラーゲンを破壊、しわやたるみの光老化を促します。
強烈な日差しは赤く炎症させやけどにもなり、シミやごわごわしした固い皮膚にもなる可能性があります。

これからの季節は毎日日焼け止めクリームをお使いください。
お肌の細胞を守り未来の肌を老化させない!
老化を早めることはしなくてもいいのです。
 今の肌は3ヵ月先の肌を作っています。焼かない選択肢をどうぞお子様にもお伝えください。
未来のお肌を作っているのは他ではないあなた自身なのです。